転職活動のお悩み解決ブログ

転職活動で発生する疑問や課題についてを投稿します。

内定につながる逆質問 面接で「何か質問はありますか?」と聞かれたら

逆質問とは

転職活動の面接では、自己紹介や志望動機、退職理由などを質問されます。ほとんどの場合、最後に「何か質問はありますか?」という逆質問をされますが、どう答えたらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
質問によっては、ネガティブな印象を持たれてしまう可能性もありますが、意欲を伝えられるチャンスでもあるので、逆質問で自分をアピールできるようにしていきましょう。

質問はいくつ用意すれば良いか

逆質問で、あまりにも多すぎる質問をするのも良くありません。質問の数は目安として2〜3個ほどが適切でしょう。事前に疑問に思ったことや確認しておきたいことを用意しておきましょう。

ネガティブな印象を持たれてしまう可能性のある質問

「何か質問はありますか?」と聞かれた場合、面接官は意欲を確認したり、自社とのマッチ度を確認する意図があることが多いため、質問内容で注意すべき点もあります。
全ての企業、面接官において当てはまるということではないですが、ホームページを見ればすぐにわかるような質問や自信がないと感じられる質問、労働時間や残業についての質問、福利厚生、給与などの質問などはネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

残業について気になる場合

ネガティブな印象を持たれそうでも、ライフスタイルや自身の価値観、趣味などライフワークバランスは人それぞれなため、残業の有無などは聞いておきたいという方もいるかと思います。
残業について事前に確認したい場合は、直接的な質問ではなく言い換えて工夫した質問をすると聞き出せる可能性があります。
例えば、以下のような質問をしましょう。

「1日(1週間/1ヶ月)のスケジュールを教えてください」
「これだけは覚悟しておいてほしいことはありますか?」
「前職(現職)では●●時間ほど残業をしていました。御社ではどうですか?」

また、企業についての評判や口コミを投稿できるサイトで実際に働いている人や働いていた人の口コミで残業時間を把握することもできます。しかし、極端に偏った意見や口コミもあるので、全てを鵜呑みにしないように注意しましょう。
残業時間については、知らずに入社してしまうことで採用のミスマッチにつながってしまうこともあるので、重要視している方は必ず確認してから入社するようにしましょう。

給与や賞与について気になる場合

給与や賞与については、働く上で大切なポイントでもあります。求人の募集要項には基本的には給与や賞与についての記載がありますが、具体的に知りたい場合に逆質問で確認するのはネガティブな印象を与えてしまいます。
給与交渉については、どのタイミングで希望を確認するか、どのタイミングで提示するかなどは企業側で設定していることが多いため、そのタイミングで確認や交渉をしましょう。
内定後のフォロー面談が設けられている企業もあり、その場で提示された給与や待遇について相談することもできます。
逆質問のタイミングでは、直接給与についての質問をするのではなく、

「待遇面の提示はどのタイミングになると考えておけば良いでしょうか?」

という質問に留めておくのが良いでしょう。
また、逆質問のタイミングで人事評価制度について確認しておくことで、提示された給与が実際の希望より低くても、将来的に給与アップができるから問題ない、など長期的な目線で給与面について検討できます。

質問がない場合

事前準備や面接を通して、十分に理解できた場合に質問がない場合もあるでしょう。そのような時は「質問はありません」とだけ答えてしまうとネガティブな印象を与えかねません。
できるだけ逆質問の時間は質問をする子を推奨しますが、どうしても質問がない場合には、「十分にご説明いただきましたので特に質問はございません。御社に入社したい気持ちが高まりました。」などと回答しましょう。

内定につながる逆質問

逆質問は、アピールのチャンスにもなるので、できることなら内定につながるような逆質問をしたいですよね。他の質問と同様に、入社についての意欲や自分の強みをアピールできるような逆質問の例を紹介します。

意欲をアピールできる逆質問例

「これまでの経験で●●については理解しているのですが、他に入社までに勉強しておいた方が良いことはありますか?」
「1日のスケジュールを教えてください。」
「入社後はどのようなステップを経て実務にはいるのでしょうか?」
「御社で活躍されている方に共通点はありますか?」
「●●さま(面接官)が仕事においてやりがいを感じたエピソードを教えてください。」
「この業務の最大の魅力はなんですか?

自分の強みをアピールできる逆質問例

「前職(現職)では、●●というスキルを身につけました。御社ではこのスキルは活かせるでしょうか?」
「私は●●を得意としているのですが、御社ではこれが求められる役割があるとすればどのようなものですか?」

まとめ

逆質問に苦手意識のある方もいると思いますが、アピールにつながるか、ネガティブな印象を持たれてしまうのか、重要な質問になります。アピールできるようにしっかりポイントを押さえて対策しましょう。